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兵庫県知事・斎藤氏の数々の疑惑はデマだった?

斎藤知事の疑惑はデマ 政治

兵庫県知事に見事に再選を果たした斎藤元彦さん。おねだりやパワハラ疑惑など数々の批難を浴びた方がなぜ再選できたのか?深堀していきましょう。

斎藤元彦のプロフィール
生年月日1977年11月15日生まれ
出身地兵庫県神戸市
家族構成奥様・お子様の3人家族
出身大学東京大学経済学部卒

東京大学出身で祖父が実業家の大澤伸剛さんです。そんな祖父に幼いころから英才教育を受けていたそうです。

事の発端

2024年3月に、当時県西播磨県民局長だった男性職員が報道機関や県議に斎藤知事らを告発する文書を送付したことから始まります。

7つの疑惑

その文書には7つの疑惑がかかれていました。

 疑惑 斎藤知事の反論
ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長の五百旗頭真氏が急逝した前日、斎藤知事の命を受けた副知事が五百旗頭氏宅を訪れ、機構の副理事長2人の解任を一方的に通告した。「人事は任期に伴う適切な判断だった」
2021年の知事選で、県職員4人が斎藤知事への投票を依頼する事前運動をした。「事前運動を依頼したことはない」
斎藤知事は2024年2月、但馬地域の商工会などに出向き、次回知事選での自分への投票依頼をした。「予算案の説明でいった。投票依頼はしていない」
斎藤知事にはおねだり体質があり、知事の自宅には贈答品が山のように積まれている。県内企業からコーヒーメーカー、ロードバイク、ゴルフクラブのセット、スポーツウェアをもらった疑いがある。(※コーヒーメーカーは視察同行の部長が受け取って保管していたことが判明)
「個人的な受領はない」
政治資金パーティーに際して、県下の商工会議所、商工会に対して圧力をかけ、パー券を大量購入させた。「そのような指示をしたことはない」
プロ野球の阪神、オリックスの優勝パレード費用を捻出するため、信用金庫への県補助金を増額したうえで、それを募金としてキックバックさせた。「そのような指示をしたことはない」
斎藤知事のパワハラは職員の限界を超えている。執務室、出張先に関係なく、自分の気に入らないことがあれば関係職員を怒鳴りつける。「業務上の範囲内で適切に指導している。厳しく指導することはあった。」

この文書に対して、斎藤元彦知事は3月27日の記者会見で「事実無根の内容がたくさん含まれている。嘘八百も含めて、文書を作って流す行為は公務員として失格」と強い言葉で批判しました。

そのことから停職3か月の懲戒処分となります。

告発した元県民局長の公用パソコンは没収されパソコンに残されたデータが解析されましが、決定的な証拠は何もなかったそうです。

6月に百条委員会が設置され、元局長の証人尋問を予定していたが、7月に自殺してしまいました。一部の話ですと、公用パソコンには知事の問題とは無関係のプライベートな事柄を公表されることを気にしていた。とのことでした。(一説によると、元局長の数々の不倫ネタが保存されていたそう・・)

はる。
はる。

公用パソコンを使って告発文を作成するとかは、ちょっとどうかと思いますが・・・

それぞれの疑惑の真偽

①当事者の確認は取れておらず、真偽は定かでありません。

②知事は否定されていますが、以前から選挙運動員買収の疑いで刑事告発されています。依頼したかどうかは不明ですが、かなりグレーな感じはします。

③知事が否定されていますが、証拠もなく真偽は定かでありません。

④一時期テレビなどでよく取り上げられていましたね。ワインなどはおねだりの声が音声データとして残っていますが、糾弾ほどのものではないかなといったところです。スキーウェアは事実無根、ただし、カニだけは受け取っており、県でなく自宅で食べたとのことです。(本人談)

民間企業等が県に対して手土産を渡すことに違和感はないですし、企業としてはPRになるのでマイナスなことはないかと思われます。メディアがいたずらに問題を大きくしただけに思えます。

⑤当事者の確認は取れておらず、真偽は定かでありません。

⑥パレードに対する寄付金が足らず、急遽市民団体によって刑事告発されており、捜査結果を待つしかありません。前日に金融機関に改めて寄付金の増額を依頼し、軒並み増額されました。

金融機関にメリットがないのですが、裏では寄付金と補助金がセット(補助金としてキックバック)になっており、金融機関は損をしないという構図です。

⑦斎藤知事は厳しい叱責をしたこと、付箋を投げたこと、机をたたいたことを認めています。事実としてパワハラはあったということになります。

議会満場一致での不信任決議

今回、知事が直接の原因かどうかは不明ですが、告発した元局長、元課長の2名が自殺されています。

「県政に長期にわたる深刻な停滞と混乱をもたらした政治的責任は免れない」と批判しており、なんと議会の全議員の賛成で不信任決議が可決されることとなります。

そして出直し選挙

不信任決議によって失職となった斎藤元彦は出直し選挙に出馬し、対抗馬として元兵庫県尼崎市長の稲村和美さん、元参議院議員の清水貴之さんなどがいました。

稲村和美さんと言えば、市長時代に、退職金5倍問題や、私立幼稚園を半分に削減して財源確保するなど??な行動の多かった方です。実績はある方ですが、財政が厳しいからと幼稚園を半分にしておきながら、自分の退職金を増やすという納得のいかないことをされています。

斎藤元彦の再選

そんな対抗馬に圧倒的大差をつけて、見事に再選を果たしました。

選挙活動の様子ですが、すごい人ですね。あれだけの報道があったにも関わらず、これだけの人を集めれるということは本当に県民のためを思って仕事をされていたのではないかと、外部の人間が見ても感じます。

テレビであれだけ批判報道をされマイナスイメージの強かった斎藤氏ですが、立花氏の援護もあり勝利。投票率も55.65%と前回の41.10%を大幅に上回りました。

投票率が高いうえで再選したということは民意は斎藤氏にあったということになります。

まとめ

今回の知事選は石破さん以来の盛り上がりを見せてくれました。ホリエモンやひろゆきなどの著名人などもSNSでいろいろな話をされております。

メディアの批判報道、SNSなどの擁護運動などがあり、どちらも信用しきれない部分はあり、自分での判断が必要になりますが、これまでの実績から斎藤氏が選ばれたことになりますので今後の兵庫県にも注目が集まります。

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