どんなスポーツにもルールとマナーがあるように、サーフィンにもあります。
海では、ひとりひとりが共通のルールやマナーを把握し守ることで、海の中の秩序が保たれています。もしあなたがルールを知らなければ、あなたはもちろん、他のサーファーにも危険が及ぶ可能性も。楽しくサーフィンするためにも覚えておいてください。
ルールとは
サーファーたちが安全で安心して波乗りができるように作られた「決まり事」です。ルールがないと海の中がカオスになり、危険な状態とってしまいます。安全のためにもルールは必ず守りましょう。
マナーとは
簡単にいうと礼儀作法となります。ローカル(そこのポイントをホームとしている人たち)に対する配慮や、車の止め方、早朝から駐車場で大声を出さないなどですね。
ルール
ワンマンワンウェーブ
大原則として一つの波に乗ることができるのは一人のみです。事故防止のために大昔からある王道のルールです。厳密にはレギュラー、グーフィー方向に崩れる三角波の場合はそれぞれ一人づつ乗れます。
混雑ポイントですと、一つの波に5人くらいアプローチしてます。危険すぎです。
前乗り禁止
すでに波に乗っている人がいるのに、その人の進行方向のポジションで乗ることを「前乗り」といいます。
ドロップインともいい、大ケガする可能性もある危険な行為です。一番トラブルに発展する行為になりますので気を付けましょう。
私も初心者のころ知らずに前乗りをしてしまい、大声で怒鳴られたこともあります。
周りを見る余裕がないことも原因となります。
スネーキング禁止
他のサーファーが波に乗るために待機している際に、そのサーファーの前を横切って波を横取りする行為です。上級者の方でもやりがちですが、場の空気も悪くなるので気をつけましょう。
リーシュコードの着用
サーフボードと自分の身体をつなぐ命綱です。転んでしまった時などサーフボードが飛んで行ってしまい他の人にぶつかるのを防ぎます。私は見たことはないですが、上級者の方やポイントによっては着けない方もいるみたいですが、危険ですので絶対にやめましょう。
ゲットアウトの時は波に乗ってくる人が優先
自分が岸から沖に向かうときにも、沖から波に乗ってくるサーファーがいます。波に乗っているサーファーが避けるのではなく、沖にゲットアウトしてる人が避けることになります。
サーファーのライディングの邪魔にならない方向に逃げましょう。
ここらへんが初心者の方には少し難しいところです。
初心者時代は、人を避けれるほど余裕がありません(笑)
マナー
挨拶とコミュニケーション
海の中で他のサーファーにあったら挨拶をしましょう。気持ちよくサーフィンするためにもしたほうがよいです。自分の存在も教えれますしね。
自分が誤って前乗りしてしまった場合などもすぐに謝るようにしましょう。
私のホームポイントは挨拶をする人は少ないです・・・
田舎のポイントほど気持ちよく挨拶を交わしてるイメージがあります。
波のシェア
サーフィンの特性上、上手い人ほどたくさん波に乗れます。ただ、同じ人が何回も何回も波に乗ってしまい、他の人が乗れない状態ですと面白くありません。一本乗ったら、次の順番を待つなどしてお互い譲り合って楽しみましょう。
初心者の方はいつまでも乗れないという状況になってしまいます。
駐車マナーを守りましょう
もうここまでくると社会一般的なマナーですよね。メジャーなポイントは近隣にコインパーキングなどがありますが、マイナーなポイントはないことも多いです。
ポイントごとに車を停めていい場所などのルールがありますので、それに従いましょう。
近隣の方に迷惑を掛けるだけでなく、警察のお世話になる可能性も・・・
また、駐車場では大声で騒いだりしないようにしましょう。
仲間と行くと楽しくなって自然と声が大きくなってしまいます。
特に早朝などは気を付けましょう。
ごみは持ち帰りましょう
自分で出したごみは放置せず必ず持ち帰りましょう。定期的に「ビーチクリーン」を行ってるポイントもありますので参加してみてもいいと思います。
台風のときや海が荒れているときは入らない
普段穏やかな海でも台風が来ると一変します。台風が近づいているときは無理をしないようにしましょう。一見波がないように見えても、セットといってとんでもない大きさの波がきます。
初心者の方は特に注意してください。
慣れてきたころが一番危険です。自分の力量にあったサイズで楽しんでください。
ちなみに、私は胸サイズが一番好きです。
最後に
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
基本的なルールとマナーをしっかりと頭に入れてこれからのサーフィンライフを是非楽しんでください。
本当に楽しいですし、何歳になっても楽しめる遊びです。私は28歳で初めてサーフィンに挑戦しました。その時は先輩に連れて行ってもらったのですが、一日でサーフィンの虜になったくらいです。
一人で行くのはまだ怖かったので、休みの度に先輩い付き合ってもらってました(笑)
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